40代主婦の転職について

結婚をして、子育ても少し余裕ができて自分のために時間が使えるようになってきたので、そろそろ仕事を探したい、と思っている40代の方は多いのではないでしょうか。さらに、これから子供が進学をする、住宅のローンの返済がある、と金銭面の理由で仕事を望む場合もありますよね。しかし、「働きたい」という意思はあるけれど、今まで家事や子育てしかしてこなかったので、特別なスキルや資格、職歴がないなぁ、と悩んでいる主婦の方も多いと思います。さらに正社員として転職したい、ともなると中々厳しいのが現実のところ。しかし、自分がそんな主婦だからと言って仕事探しやブランクからの転職を諦めるのはまだ早いかもしれません。

以前は新卒の正社員で働いていたけど、結婚、子育てを機に仕事から10年ほど離れてしまった、という主婦の方もいますよね。そういったブランクがあっても、技術職の場合は短時間勤務で再雇用してくれる会社もあります。そのため、まずは元々いた会社に相談してみるのも一つの手段です。また、技術もスキルもない、と悩んでいる場合は、雇用形態にこだわらずにまずはアルバイトやパートで働いてみましょう。そうして、自分の職歴を改めて作り直すのも仕事を再開するのには大事なことなのです。

バイトやパートなんて、些細な仕事。正社員が良い、と思っても中々うまくいかないという場合もあります。しかし、バイトやパートが些細なものだとしても、その職歴はあなたのステップアップには必ず役立つのです。ブランクをずっと空けたまま、就職先を探すよりはまずパートでも良いので、職歴を再開したほうが次の仕事はずっと探しやすくなります。そこから、派遣で働いてキャリアアップをし、さらに転職をのぞんでいくということもできるでしょう。まず大切なのは、現役感のある職務履歴書を作れるようになること。そのためには、焦らずじっくりとステップアップを踏んでいくことがもっとも重要です。

主婦としての経験を活かせるような職種もあります。例えば、家事代行という職業をご存知でしょうか。この家事代行は、忙しくて、人手がなくて、といった理由で家事をする時間のない人の代わりに、掃除、洗濯、買い物といった家事全般を代行する仕事です。最近では共働きや高齢の夫婦が増えているので、家事代行の需要は増えていると言われています。こういった家事の仕事は、今までおうちで毎日家事をしていた主婦にとって強みになります。